「管理職教育・育成のエキスパート」

  〜NPO マネジメントスクール〜

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                        「仕事を通した管理職者の育成」に関して、職場の実務に直結した実践的な
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 テーマ51 部下とは仕事を中心としたコミュニケーションをとる

■仕事の目標を達成するためには、部下とどのような
 コミュニケーションをとる必要があるのかを考える

管理職研修に参加して頂く、ほとんどの管理職の方が、
部下とコミュニケーションをとるのが苦手とおっしゃいます。

部下と何を話せばコミュニケーションがとれるのか、
部下とコミュニケーションをとるには、
部下と一緒に飲みにいかなければならないのかなど、
いろいろな悩みを抱えております。

上司と部下が職場で取るべき
コミュニケーションの基本的なテーマは、
「目標達成のために、いつまでに何を行うか」です。

コミュニケーションのためのコミュニケーションではなく、
仕事を遂行するためにコミュニケーションを
どのようにとるとよいのかを考えることが必要となります。

■上司と部下が共有する楽譜が、仕事を中心とした、
 強力なコミュニケーションツールとなる

「P・F ドラッカー著 新しい現実 ダイヤモンド社」の著書の中に、
「一人の指揮者のもとで数百人の音楽家が共に演奏できるのは
 全員が同じ楽譜を持っているからである。」
との文章があります。

この文章を実務的に考えますと、
数百人の音楽家が集団を形成しているオーケストラが、
一人の指揮者の元で素晴らしい演奏ができるのは、
次の二つの理由が上げられると思います。

1.全員が楽譜を持っている。
・いつ、だれが、何を行うのかが、見える化され明確になっている。

2.一人ひとりが楽譜に基づき最高の演奏をするための
  行動に徹することが実践できている。
・プロとしての自分の仕事、役割と楽譜を認識し、
 使命感を持った仕事が実践できている。

職場内において楽譜は、会社全体や各部門や一人ひとりの
部下の目標そして目標達成のための行動計画といえます。

職場における上司と部下の会話においては、
コミュニケーションのためのコミュニケーションを
考えるのではなく、

あくまで目標や行動計画表(楽譜)に基づいて
目標達成のためにどのようにするとよいのかを
基本に会話を行うことが重要です。

職場における上司と部下の会話において、
生産性の高い業務、生産性の高いコミュニケーションを
実現するためには、目標や行動計画表という
楽譜を持つことが必要です。

目標や行動計画表という楽譜が上司と部下との
強力なコミュニケーションツールとなります。

例えば当団体が行っております管理職研修におきましては、
上司である管理職者の方に、
6ヶ月の部下育成計画と部下の3年後のあるべき姿を
楽譜として設定してもらいます。

上司の方が設定する、6ヶ月間の部下育成計画の内容は、
今後6ヶ月間で獲得すべき仕事上の成果や
身につけるべき知識や技術、取得すべき資格などの
部下の職務遂行能力向上のための項目を設定し、
それを毎月の行動計画に落とし込んだものとなります。

育成計画を立てるにあたってのポイントとしては、
部下が上司に対して、提出すべき毎月のアウトプットの
内容を明確にすることになります。

毎月のアウトプットの内容が、
部下が獲得したその月の成果となります。
また、6ヶ月間の毎月のアウトプットの積み重ねが、
期初に設定した獲得すべき成果となります。

上司と部下の面談の場(コミュニケーションの場)を毎月設定し、
部下から提出されたアウトプットの内容に基づき、
獲得した成果や予定通り獲得できなかった成果を確認し、
次月以降の対策を相談します。

また、上司の方が設定する、
部下の3年後のあるべき姿の内容としては、
部下が3年後に身につけているべき専門技術や
マネジメント能力、取得しておくべき資格、
あるべき職場内での役職などとなります。

この内容は、面談の場において、
上司と部下で確認しておきます。
部下の3年後のあるべき姿は、
日々、部下を育成するにあたっての基本的な指針となり、
部下と自信を持ってコミュニケーションを
とることができるようになります。

6ヶ月の部下育成計画と部下の3年後のあるべき姿が、
上司と部下の仕事を中心としたコミュニケーションを
実現するための強力なツールとなります。

■日々のコミュニケーションにより、
 部下に最高の演奏をさせる

演奏前の、オーケストラの指揮者は、
自分の納得のいく音を出すために、
演奏者との間で何度も何度も繰り返し練習を行います。
繰り返しの練習の中で演奏者は、
自分が行うべき演奏を自覚します。

オーケストラの指揮者と同じように、職場においては、
上司による部下に対しての日々の業務遂行上での
繰り返しの教育や指導が重要となります。

一度だけではなく、繰り返しの教育や指導の中で、
部下は自分の役割や使命を認識します。

また、部下に対して、実行したことに対する
適確な評価やフィードバックを行うことによって、
部下の方は、自分の実践状況が確認でき、
自分の行動をコントロールすることができます。

オーケストラの指揮者のように、
仕事の目標や行動計画、部下育成計画といった楽譜を、
上司と部下が共有し、
仕事を中心としたコミュニケーションを
上司と部下の間で日々行うことにより、
生産性の高い業務、生産性の高いコミュニケーション
が実現できます。

また、部下の方は、自分の仕事や使命を認識するとともに、
最高の仕事が実践でき、成長していきます。